私のオーガニック食材への関心は、健康と環境に対する意識が高まったことからスタートしました。特に注目したのは、抗酸化作用や免疫力向上に効果があると言われるスーパーフードです。チアシードやクコの実、マカなど、これまで聞いたこともない食材を積極的に取り入れ始めたのが最初の一歩でした。
しかし、スーパーフードだけに注目するうちに、何か大切なことを見落としているような気がしてきました。それは、食材の「地産地消」の価値です。そこで、視野を広げ、地元で栽培されたオーガニック食材にも目を向けるようになりました。地元の農家を訪れ、その土地で育った野菜や果物、穀物を直接購入することで、食材の新鮮さと、生産者の顔が見える安心感を実感しました。
この変化は、私の食生活に大きな豊かさをもたらしました。季節ごとに変わる地元産の食材は、味が濃く、それぞれの特徴が際立っています。また、地元の農家とのつながりから、食材への感謝と尊敬の気持ちが深まりました。
有機食材とオーガニック生活用品への道は、私にとってただ健康を追求する旅ではなく、食と環境、地域社会とのつながりを再発見する旅となりました。スーパーフードから始まり、地元産のオーガニック食材へと広がった私の食卓は、色とりどりで、毎日が新しい発見に満ちています。この旅を通じて、食べることの本当の喜びと、地球と共生する生き方を学んでいます。 