ゆとり世代の普通の日記
父方の親戚でデザインの仕事などをしていて何かの賞も貰ったことがあるという叔父は自分でデザイン会社を経営して数年前までとても羽振りが良く、交友関係も多彩で病院の先生やどこかの会社の社長さんなど話を聞いているととても自慢気に語っていました。
ところがどんな理由だったのか定かではありませんが会社の経営が悪化して借金のため自己破産したという事を聞きました。
そんな叔父がこの前我が家を訪ねてきて、ちょっと今月は出費が多いのでお金を少し貸してくれないかというのです。
自己破産の噂とは違いおしゃれなパーカーを着て訪れたのですが、靴を見たらドロドロに汚れた黒いシューズを履いており、我が家に上がるときには靴をそろえる事もなくそのまま子供が脱ぎ散らかしたような感じになっていました。
自分の足元が乱れている事に気づかない叔父を見て自己破産するのも仕方がないかなと感じ少しばかりですがお金を貸してあげる事にしました。