ゆとり世代の普通の日記
学校に行くのが少し最近は楽しみだ。
それは気になる彼を拝むことができるから。
本当は話しかけたい。毎日「おはよう」って言ったり何気ない会話をしてみたり、学校が終わって帰るときには「ばいばい」って言って笑顔で手を振ったり・・・。
でもできないから毎日拝んでいる、だけ。
たまに勇気を振り絞って喋りに行くけどいざとなるとうまく話せなくてすぐ会話がなくなってしまうから、そのたびに落ち込む。
欲を言えば毎日おしゃべりしたいけど、こうやって斜め後ろの席からあの人を拝んでいるだけでにやけそうになる。
よく居眠りをするあの人。
あ、もう寝てる。
・・・起きた。
また寝た。
その寝顔を見ているだけで癒されている。
でも今日は、お昼お弁当を友達と食べているときふとあの人を見たとき、なんとなくだけど目があった気がした。
ただの気のせいだと思うけど、それでもうれしかった。