ゆとり世代の普通の日記
先日、旅行に行った先で、電車の待ち時間がかなりあって、駅の待合室のベンチに座っていると、多分地元の方と思われるおばさんから話しかけられました。おばさんからすると、見慣れない女性が一人で居たのが珍しかったのかもしれません。私も、どちらかというとあまり知らない人と話すのは抵抗がある方なのですが、かなり時間を持て余していたので、この時は思わず話し込んでしまいました。
おばさんの話は、本当にたわいも無い内容で、この辺の畑で採れるのはこんなものが多いとか、最近近くにショッピングモールが出来て、買い物が便利になったとか、完全に世間話でした。
考えてみると、最近仕事に追われていて、そんな世間話を誰かとしたのはかなり前の事でしたので、なぜか楽しく話せました。
おばさんは、私が乗るのとは逆の方向で、私の電車が先に来てしまい、笑いながら手を振って別れました。その時、おばさんがくれた袋に入った干し芋は、今だに封を開けないまま、大切に机の上に置いてあります。