「情報」プログラミングが大学入学共通テストに
2025年の大学入学共通テストで、新設科目として「情報」が追加されることになった。
2022年からの高校の新学習指導要領でプログラミングを学ぶ
「情報I」が必修となることに合わせたもので
全国の高校生がプログラミングを必ず学ぶ状況となる。
大学入試センターは共通テストのサンプル問題も同時に発表した。
プログラミングだけでなく、
ネットワーク・セキュリティさらにデータ活用まで幅広い知識が必要となる。
どのプログラミング言語を選ぶべきか
プログラミング言語としてはPython、JavaScript、VBAが
各社の教科書で扱われているようだ。
・日本文教出版 情報Ⅰ (情Ⅰ710)
・日本文教出版 情報Ⅰ 図解と実習 (情Ⅰ711/712)
・東京書籍 新編情報Ⅰ (情Ⅰ701)
・東京書籍 情報Ⅰ Step Forward! (情Ⅰ702)
・実教出版 高校情報Ⅰ Python (情Ⅰ703)
・実教出版 高校情報Ⅰ JavaScript (情Ⅰ704)
・実教出版 最新情報Ⅰ (情Ⅰ705)
・実教出版 図説情報Ⅰ (情Ⅰ706)
・開隆堂出版 実践 情報Ⅰ (情Ⅰ707)
・数研出版 高等学校 情報Ⅰ (情Ⅰ708)
・数研出版 情報Ⅰ Next (情Ⅰ709)
・第一学習社 高等学校 情報Ⅰ (情Ⅰ713)
入試では、疑似言語と言って、
これらのプログラミング言語の知識があれば解ける問題としている。
つまり、各プログラム言語に特化した内容は出題されない。
どのプログラミング言語を選ぶかは
高校毎の判断にゆだねられている。
現役エンジニアの観点からしたら「Python」がおすすめである。
情報1で必要な部分に絞ると習得難易度もPythonが簡単だと思う。
また、大学入学共通テストのサンプル問題の疑似言語を使った
プログラミング問題は、Pythonベースで作られていた。
PythonはAI(人工知能)に関する開発が容易に行える。
多くの場合、すでにAIに必要な機能は準備されていて、
それを呼び出すことで少ないプログラミングの量で、
人工知能開発を行うことができる。
需要も高く、スキルを持っているエンジニアは給与も高いのが特徴!
オープンソースなので無料で環境構築可能。
塾に通うべきか?試験対策方法
大手学習塾もプログラミング対策のための講座を導入し始めている。
ただ、大学入学共通テストに必要なプログラミング自体の基礎知識は
つめれば1週間で習得できる基礎的なものである。
Youtubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」が有名であるが
情報科目は昔は無かった(教える側の基礎知識がない)ため、
このチャンネルでの講座追加は今のところないと思っている。
YouTube動画と文字おこしテキストを連動させたサイトがある。
IT業界10年以上の元資格の予備校講師が分かりやすく解説している。
Pythonプログラミングも基礎から説明しているのでおすすめである。