ゆとり世代の普通の日記
定年後に何かしないと勿体ないと思い考えていました。
娘婿のお母さんが聾者の方で、その方と会話することが度々ありましたが、コミュニケーションのツールが手書きでやり取りするしかない為、会話も盛り上がらずに寂しい思いにかられていました。
聾者との会話には手話があるということは前から知っていましたが、興味がなくまったく知識がありませんでした。
ある時、市の広報誌に手話通訳養成講座という情報がありました。私は早速申し込み半年間15名の人達や二人の聾者の先生と勉強しました。
年齢が高いのでなかなか単語が覚えられず、指もスムーズにうごきませんでした。
何とか終了証書を市役所からいただき、少しの達成感がありました。そのあとは手話サークルに属して
たくさんの聾者の方や、健聴者の方と週に一度勉強しています。
今皇室の方々のお力もあり手話が世間に認知されてきているように思います。全国で73の自治体で手話言語条例が制定されています。
日本語と同じく手話も言語であると認識され、国民のすべての人が手話を話せるようになる日がくると信じています。